看護師の在宅ワーク7選!完全在宅で働ける?仕事内容と選び方

看護師の在宅ワーク7選

看護師の在宅ワークには、電話相談、オンライン診療のサポート、医療系Webライターなどの選択肢があります。資格を使う仕事だけでなく、医療の知識や経験を生かして取り組める仕事も候補です。

通勤や夜勤の負担を減らしたくても、在宅ワークなら何でも希望に合うわけではありません。完全在宅か、出社が必要か。固定シフトか、納期に合わせて進められるかによって、働き方は変わります。

この記事では、看護師が検討できる在宅ワーク7選を紹介。仕事内容・資格条件・働く時間を比較し、自分に合う仕事と次に確認する募集先を絞っていきましょう。

目次

看護師の在宅ワーク7選|仕事内容と資格条件を比較

まずは、主な仕事と資格・経験の関係を一覧で見てみましょう。ここでは、自宅で働く仕事に加え、在宅勤務と出社を組み合わせる仕事も紹介します。

仕事主な仕事内容資格や経験で確認したいこと
電話での健康相談・オンコール代行相談内容の聞き取り、対応の案内、医師への連携正看護師資格、臨床経験などの条件
オンライン診療のサポート受診・操作の案内、患者への連絡、医療機関との調整看護師経験に加え、企業での経験が必要か
オンラインでの保健指導面談、生活習慣の改善支援、電話・メール対応保健師などの対象資格、所定の実務経験
医療系企業の顧客サポート・導入支援システムの説明、問い合わせ対応、利用の支援医療現場の経験、PCスキル、企業での経験
医療系Webライター医療・健康記事の調査、構成、執筆、修正医療資格や執筆実績が応募条件に含まれるか
データ入力・文字起こし指定された形式への入力、音声の文章化PC操作、入力の正確さ、分野ごとの知識
ブログなどのメディア運営自分の媒体で記事を企画・公開する取り上げる分野の知識、記事制作や運営のスキル

💡 資格の条件は、同じ職種でも募集ごとに異なります。看護師免許が必須なのか、医療経験が歓迎されるのかを分けて読むと、自分が応募できる仕事を判断しやすくなります。

電話での健康相談やオンコール代行

電話を通じて患者や家族、介護施設の職員などから相談を受ける仕事です。相手の話を聞いて状況を整理し、サービスの手順に沿って対応したり、医師につないだりする役割。

例えばドクターメイトには、介護施設向けの夜間オンコール代行を、完全在宅で行う募集例があります。正看護師資格と臨床経験が条件となる仕事です。

出典:ドクターメイト 医療グループ 採用情報(2026年10月14日確認)

電話相談を選ぶときは、対応する時間帯にも注目しましょう。夜勤を減らしたい方は、在宅勤務かどうかに加えて、夜間対応の有無を確認する必要があります。

オンライン診療のサポート

オンライン診療に伴う操作や受診の案内、患者への連絡、医療機関との調整などを行う仕事もあります。

Neautechの医療連携・患者サポート担当は、看護師経験に加えて、民間企業での勤務経験も求める募集例のひとつ。患者への説明だけでなく、社内外の人と調整しながら仕事を進める場面もあります。

出典:Neautech 医療連携・患者サポート担当

オンラインでの保健指導

生活習慣の改善に向けて面談を行い、その後も電話やメールで取り組みを支える仕事です。相手の生活を聞き、続けられそうな方法を一緒に考えることが中心。

SOMPOヘルスサポートでは、オンライン面談や電話・メールによる支援を行う業務委託の働き方があります。訪問を含む働き方もあるため、担当する業務の確認が必要です。

保健指導では、対象となる資格と実務経験にも注意したいところ。同社では、看護師免許で特定保健指導に携わる場合、所定の実務経験を証明する書類を求めています。看護師免許があれば、どの募集にも応募できるわけではありません。

出典:SOMPOヘルスサポート 業務委託求人情報

医療系企業の顧客サポートや導入支援

医療機関が使うシステムについて、操作を説明したり、業務に取り入れる方法を提案したりする仕事も候補になります。求人では、カスタマーサポートやカスタマーサクセスという職種名で募集されることがあります。

例えばSINDのカスタマーサクセスは、病院へのシステム導入や利用の定着を支援する仕事。リモート勤務を取り入れていますが、オフィスへの出社や全国の病院への出張も条件に含まれます。

出典:SIND カスタマーサクセス 採用情報

現場でどんな操作が手間になるのか、忙しい時間帯に何が起きるのか。そうした経験を、医療機関がサービスを使うための支援に生かす仕事です。

医療系Webライター

医療や健康に関するWeb記事、医療機関のホームページの原稿などを書く仕事です。看護師を含む医療資格者が、執筆や編集に携わる制作会社もあります。

参考:医療ライターズ事務所メディペン 事業案内

患者さんに説明するとき、専門用語を言い換えたり、どこまで理解できているか確かめたりした経験はないでしょうか。文章を書くときにも、読む人がどこで迷うかを考える場面があります。

医療の知識に加えて、情報の調べ方や文章の組み立て方も必要です。納期までに書けばよい案件でも、調査・修正・打ち合わせを含めて、受けられる仕事量を考えましょう。

データ入力や文字起こし

データ入力は、文字や数字を指定された形式に入力する仕事。文字起こしは、インタビューや講演などの音声を文章にする仕事です。

一般的な入力作業のほか、扱う分野の知識が役立つ業務もあります。医療系の案件なら、どのような情報を扱い、どの程度の知識が必要なのかを確認しておきましょう。

看護師資格そのものより、PC操作や正確な作業が重視される仕事も候補になります。入力を終えたあとの見直し・修正まで含めて、作業時間を考えるのがポイントです。

参考:厚生労働省 ホームワーカーズウェブ 自営型テレワークの仕事内容

ブログなどのメディア運営

ブログは、自分で記事を企画・公開し、広告などで収益化を目指す方法です。テーマや公開する時期を自分で決められる点は、依頼を受けて書くライターの仕事と異なります。

ただし、記事を書くだけで報酬が発生する仕組みではなく、収益が出るまでの期間も一定ではありません。まずは今の収入を維持し、運営に使える時間と費用を決めて取り組むのが現実的です。

自分のブログを育てたい方へ

WordPressで運営する場合は、記事を書き始める前に、サーバーの利用料金と開設手順を確認しましょう。エックスサーバーには、WordPressの開設をまとめて進められるクイックスタート機能があります。

完全在宅やフルリモートで働くために確認したいこと

看護師の仕事にも、完全在宅で働ける募集例があります。ただし、在宅ワークやリモートワークという言葉だけで、出社がないとは判断できません。

例えば、オンライン診療に関わる仕事でも、担当者は出社と在宅勤務を組み合わせる場合があります。先ほど紹介したNeautechの募集も、その一例です。

✅ 自宅だけで働きたいなら、次の条件までチェック

  • 入社後の研修や定期的な会議で、出社が必要か
  • 医療機関への訪問や出張が含まれるか
  • 居住地や通勤可能な範囲に指定があるか

また、看護師の求人で使われる在宅には、患者の自宅を訪れる在宅医療・訪問看護の意味もあります。自分が家で働く仕事なのか、勤務地と業務内容まで見ておきましょう。

完全在宅が必要なのか、定期的な出社は可能なのかを決めておくと、応募先を絞れます。求人票で分からない条件は、応募前の問い合わせや面接で確認しましょう。

正社員やパートと業務委託で変わる働き方

同じ在宅ワークでも、会社に雇われる場合と、個人で仕事を受ける場合とでは、収入の見通しや仕事の進め方が変わります。

働き方収入の受け取り方確認したい条件
正社員・契約社員・パートなどの雇用月給・時給など、雇用契約に基づく給与勤務時間、契約期間、給与、在宅勤務の条件
業務委託面談や記事などの件数、作業時間など、契約に基づく報酬業務の範囲、単価、依頼量、支払日、経費の負担

業務委託でも、面談や電話対応の時間が決まっている仕事があります。好きな時間に働けるかどうかは、契約の名称だけでは判断できません。

報酬は、作業全体にかかる時間とあわせて見てみましょう。記事なら調査や修正、面談なら準備や記録までが、提示された金額に含まれているかを確認します。

受注前には、業務内容や報酬、支払日を書面やメールなどで確認しておきましょう。

参考:厚生労働省 自営型テレワークの適正な実施のためのガイドライン

自分の暮らしに合う在宅ワークの選び方

看護師の在宅ワークを選ぶときは、仕事内容だけでなく、収入・時間・人との関わり方も比べましょう。条件を整理してから求人を見ると、応募後の行き違いを減らせます。

毎月の収入を見通したいなら給与と勤務時間を確認する

生活費をまかなう仕事として考えるなら、月給や時給だけでなく、実際にどれだけ働ける契約かを確認しましょう。パートでは勤務日数、業務委託では依頼量によって月の収入が変わるためです。

面談1件・記事1本といった報酬は、準備や記録、修正にかかる時間も含めて判断したいところ。ブログは収益が決まっていないため、当面の生活費を確保する仕事とは分けて検討してください。

家事や育児と両立したいなら固定シフトと納期を比べる

電話相談やオンライン面談では、決められた時間に対応できることが前提となります。子どもの送迎などで仕事を中断する時間がある方は、勤務時間と休憩の取り方を確認しましょう。

記事執筆など納品型の仕事も、打ち合わせや修正依頼への対応が必要な場合があります。自宅でできることと、好きな時間だけ働けることは別に考えるのがポイントです。

完全在宅を希望するなら研修・出社・訪問の条件まで見る

求人票の「リモート可」だけで判断せず、研修や定例会議、訪問業務まで確認しましょう。募集要項には、次のような違いがあります。

  • 入社時の研修だけ出社が必要
  • 在宅勤務と定期的な出社を組み合わせる
  • 自宅で事務作業を行い、面談や支援は訪問で対応する

出社が難しい場合は、その条件を応募の段階で伝えてください。出社も検討できる方は、企業の健康管理やコールセンター勤務まで範囲を広げられます。

患者対応から離れたいなら相談業務以外も検討する

在宅での電話相談でも、相手の状況を聞き取り、適切に連携する役割は続きます。患者対応そのものから離れたい場合は、医療記事の執筆、データ入力、医療系企業の運営支援などを比べてみましょう。

企業のサポート職にも顧客対応や会議はあります。対人対応をどこまで減らしたいか、医療の経験をどう使いたいかを分けて考えると、希望に合う仕事内容を選べます。

看護師の在宅ワークでよくある質問

看護師は在宅ワーク未経験でも応募できますか?

在宅勤務の経験が必須でなく、資格や臨床経験などの応募条件を満たしていれば、候補になります。在宅勤務が初めてであることと、看護師として未経験であることは別です。募集要項で、必要な資格・臨床経験・PCスキルを確認しましょう。

准看護師でもできる在宅ワークはありますか?

対象資格は募集ごとに異なります。正看護師資格を必須とする相談業務もあるため、准看護師資格で応募できるかの確認が必要です。資格を限定しない文章作成やデータ入力も候補になりますが、医療系ライターでも資格や実績を指定する募集があります。

在宅ワークなら子どもを見ながら働けますか?

保育と仕事を同時にできるとは限りません。電話相談や面談には、会話を中断せず、相談内容を周囲に聞かれない環境が必要です。記事執筆なども作業時間の確保が前提となるため、保育園や家族の協力を含めて働ける時間帯を整理しましょう。

まとめ|看護師の在宅ワークは仕事内容と働く条件をセットで選ぼう

看護師の在宅ワークには、相談業務・診療サポート・保健指導・医療系Webライターなどがあります。仕事を選ぶときは、次の条件をセットで確認してください。

  • 自分の資格・経験で応募できるか
  • 必要な収入と、確保できる勤務時間が合うか
  • 研修や定期的な出社を含めて対応できるか

完全在宅が必要な方は、まず募集要項の出社・研修条件を確認しましょう。出社も可能なら企業やコールセンターの求人、自分の媒体を育てたいならブログ運営が次の検討先です。

出社も検討できる方は、病院以外の求人も比較しましょう

MCナースネットでは、企業やコールセンターなどの求人を探せます。勤務地・勤務時間・対象資格を確認し、希望に合う募集があるか比べてみてください。在宅勤務の可否や出社の頻度は、募集ごとに確認してください。

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